DRAGON BALL 第35巻 ジャンプコミックス

ドラゴンボール (巻35) (ジャンプ・コミックス)

発売日:1993年9月3日

悟空の指名を受けて、セルと対戦した悟飯。戦いのさなか、セルをもしのぐパワーを発揮した悟飯は、セルを追い詰める。
ヤケになったセルは地球もろとも自爆しようとするが、その瞬間、悟空は…?

【カスタマーレビュー】
■鳥山氏にとっての最大の過渡期か
この人造人間編はそれまでの展開とは少し変わった意向が感じられます。
驕らない性格ながらも最強の座は譲らなかった主人公の悟空が病に倒れたり、息子の悟飯に世代交代のため自分を超えさせたり。
それまで純真だった悟飯が自分に秘められた強大な力を目覚めさせるとともに少しの悪に染まったりと。
編の終わりである35巻ではそういう部分がよく表れています。
終わり方がしつこい、引っ張りすぎだと悪評もされますが、氏が活路を見出そうと我武者羅だったのだと、私は少し同情的に見たいと思います。

後日談の未来のエンディングでは、ブルマがいい母親だと思わされる場面が印象的でした。
ドラゴンボールが「インフレ格闘アクション漫画」という批判に潰されないのは、鳥山氏の、こういった細かい部分もしっかり描こうとする意志(様々なところにメッセージをこめようとする意志)と圧倒的な表現力のたまものではないでしょうか。

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